やってみたら分かったこと
「ザ・マジック」
ロンダ・バーンさんが書いた本です。
28日間にわたりワークをする内容になっています。
ずっと前に買っていたものの、そのままになっていたのでワークをやってみました。
毎朝、感謝できるものを10個書き出します。
その他の内容は、日によって違います。
数日後、感謝できること・・・が出てこなくなって筆が止まりました。
そんなに難しくなくできると思っていたので、まさか!と思いました。
なぜ筆が止まってしまったのか・・・その理由は・・・何となく思っていた
足りないところ、欲しいものなどの願いが叶ったら感謝するという解釈だったのです。
~がある、~してもらったとかです。
もちろん、これも感謝できることです。
こんな感じになりたいなあ~と前向きな願いより
あれが「ない」、これが「ない」の「欠乏」これにばかり目を向け
叶っていないので感謝することがないと書けなくなったんですね。
ワークを続けていた、ある日
特別な何かがないと感謝できないということではないと気がつきました。
そうなったら、感謝できることはたくさん出てきましたよ。
朝と夜がやってくること
季節が巡ってくること
お腹いっぱい、ご飯が食べられること
雨風、寒さ暑さをしのげる家があること
昼寝ができる時間があること
元気な体があること
おいしいコーヒーが飲めること などなど
日頃、当たり前だと思っていることこそが感謝なのではないかと思いました。
考えてみたら、こうして毎朝、10個の感謝を書けることもありがたいことです。
実は、このワークをやったら、物凄い変化が起きるのではと思っていました。
当たり前の中に「感謝」があるって、前にもブログに書いたし
それは素晴らしいことと分かっているつもりでしたが
こんなものかあ~と正直、拍子抜けしました。
はっきり言います。「がっかり」しました。
しかし、効果はじわじわとやってきました。
派手さは何もないけれど、心に染み込んできましたよ。
確実に変わったこと・・・
日々の中で当たり前の中にある感謝に気づく回数が増え
しかも、素直にありがたいと思えるようになったことです。
当たり前のこと、小さなことでも、ないよりはありがたいけれど
私にはもっと大きな願いがあるもん
もちろん「欠乏」からくる願いが多いわけですが
それが叶っていないんだから、心からの感謝ではないよね。
本当に願っているのは、そんな当たり前のことではない
特別なときに、そう本気で思っていました。
今ならわかります。
日々の小さな、当たり前に感謝と幸せを感じ味わいつくせない人が
大きな願いが叶ったときに感謝を味わい尽くせるのかと。
自分で試してみたので、そう思えます。
これについては、次回のブログで改めて書きます。
もしかしたら、本来は欠乏などないのかもしれません。
自分の中に、素晴らしい宝物がもともとあるということです。
もちろん例外はなく、誰にでもです。
このワークを通して、私は、たくさんのありがとうに囲まれて
生きていることを知りました。
外側にある感謝以外に、内側にある感謝にも目を向けることができたことは
このワークをやってみた大きな収穫です。
あてもなく外側に感謝を探すことより、もっと内側に感謝を見つけることが
今この時代生きる私たちには大事なことではと気づくきっかけにもなりました。
そして、頭では分かっていても
実際、心で理解するには、玉ねぎの薄皮を1枚1枚剥いでいくように
長年、思い込んでいたことも1つ1つ手放していくんだなあと思いました。
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