じゃんけんとランドセル

学校からの帰り道

じゃんけんで負けた人が

ランドセルを持ち

何歩か歩いたら

また、じゃんけんする。

そんな遊びをした記憶があります。






時間なんか気にせず

寄り道も道草もやりたい放題。

自由というか、なんというか。

いつから楽しさより

時間や効率、成果を重視して

窮屈になったのだろう。






負けたらランドセルを運ぶっていうゲーム。

大人になった今は、どうだろう。






ランドセルじゃなくなったけれど

じゃんけんもせず

誰かになにかを言われたわけでもないのに

せっせと背負っていく。

背負っていることにさえ気がつかずに

時間がない、ここがダメだ、などと

慌てて、焦って、右往左往しては

心身ともに落ち着かず。






大人たちは、いったい

なにを背負っているのだろう。

大人の責任だとか

大人になるとは、こういうものだと

言われることもあるけれど

でも背負わなくてもいいものも

たくさんある。






わざわざ、背負うことはないのだ。

誰かの成長を

奪うことになるかもしれないし

本来、発揮するべきところに

力を注げなくなるかもしれないからだ。






自分の価値観を見てみると

背負っている品物や

つい背負ってしまう癖を

見つけられるかもしれない。






背負っていても気にならない

問題ないのならそれでいい。






そうでないのなら

なぜ、そのような価値観になったのか

そこを明らかにしていくと

なぞのゲームを続ける必要はなくなる。






気負わず

気楽に。

ときには、道草しながら

いっぽいっぽ歩く。

人生まるっこ、おもしろ、おかしく好きに生きる♪

日々の暮らしの中で見つけた おもしろかったこと おいしかったもの 気になること 心のこと 身体のこと 目に見えない世界のことなどを ゆるりと綴っていきます。

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